この記事では筆者のMacでBootCampアシスタントを用いてセットアップを行う際に
「ディスクにパーティションを作成できませんでした。ディスクのパーティション作成中にエラーが起きました。ディスクユーティリティ内の First Aid を実行してエラーを確認し、修正してください」
とエラーが出てしまう問題について解決するのに手間取った過程を紹介します。
同じエラーで困っていらっしゃる方に役に立てばと思い筆者が行った対処を紹介します。
結論(解決策)Update:2021/3/26
下記方法を試してもうまくいかない場合、初期化した方が早いようです。(以下詳細)
筆者のMacの環境
機種: MacBook Pro (15 inch, 2016)
OS: macOS Big Sur 11.2.3
公式サポート記事
解決に向けた対策
上記サポート記事によると
1. macOSを最新バージョン
2. 起動ボリュームを修復
3. 未割り当て領域を削除
4. ローカルスナップショットを停止、削除
とありますが、全て試しても解決しませんでした。
同様の問題が他国のユーザーでも生じているようで、そのフォーラムを見ると「起動ボリューム全消ししたらいけた」「起動ボリュームをフォーマットし直したらいけた」とありましたが、今回はストレージを初期化しない方向で解決できないか探ろうと思います。
ここで筆者が行った上記方法以外の対策を紹介します。
1. セーフブート
セーフブートとは起動ボリュームのチェックを行いつつ一部の機能拡張などを停止した状態で起動する機能です。
詳しくはこちら↓
結果としてはWindowsのisoファイルを展開することができず失敗しました。
2. 回復領域からのFirst Aid
回復環境へは起動時にCommand+Rを押すことで入ることができます。
上図のAPPLE SSD...以下の5つに対してFirst Aidをかけても同じエラーが発生、失敗しました。
Genius Barで聞いてみた
この問題に関してAppleのサポート、Genius Barの方に解決策を提案していただけました。
その方によると内蔵SSDのファイル階層が下図のようになることで、パーティーションをうまく組めなくなるのではないかという提案をいただきました。
またこのようなエラーはOSのバージョンアップ等で余計なキャッシュが残ってしまい、それとの兼ね合いで発生することが多いとのことで、それを解決するにはSSD内を全消去してからまたアシスタントを使ってパーティーションを区切らないといけないそうです。
まとめ
まずは
・macOSを最新バージョンにアップデート
・First Aidを実行
・余計なパーティーションを消去
・Time Machine環境設定「自動的にバックアップ作成」をオフ
を行い、それでもだめなようであればバックアップを作成して初期化をすれば解決するようです。(なんだかパッとしない解決策ではありますが。。。)