SustainiacのドライバはSustainiacオフ時でもアクティブピックアップとして機能しますが、通常ではドライバからはハムバッカーサウンドが出るようなセッティングになされています。しかし、このようなドライバをSustainiacの配線次第で擬似的にコイルタップできることが判明したため、備忘録としてここにまとめておきます。
結論から先にまとめると、
- 10ピン側から出ている白と紫の線をGNDに落とすとハムバッカー
- 何も接続しないとシングルコイル
的な音になるようです。
OPTIONAL NECK PICKUP BOOST: The new WHITE/VIOLET wires of the Stealth PRO on the 10-pin connector are used to change the neck pickup output level and also the pickup sound. Connect the white wire to ground, and the pickup volume is raised by 6dB. Connect the violet wire to ground and the sound of the neck pickup is "darkened" to give a humbucker sound. You can use any DPDT (6-contact) switch, either toggle or push-pull, to simultaneously connect both the white and violet wires to ground.
https://www.sustainiac.com/controls.htm#boost
私の使っているSustainiac搭載ギターの回路を偶然にもスケッチしていたため確認してみると、該当箇所は短絡されていたためハムバッカー的なサウンドになるように組まれていた模様です。
上図での緑の”Sustainer”はSustainiacメイン基板、黒の”Sustainer”はSustainiacドライバ、”PRS”はPUを指します。
ここで、下図のように2極双投のトグルスイッチを用いると擬似的なコイルタップスイッチとして機能させることができます。
